トクラス リフォームクラブ

第3回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3
  • 奨励賞
    1
    2
    3
    4
    5
    6

奨励賞

東京都杉並区M邸 YRC加盟店/住たいる工房浜田山

リフォーム箇所/室内外全面

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry

リフォーム費用/3,800万円

「berry」Vシリーズの、ハニーオレンジ色の扉とライムグリーンのシンクのL字型キッチン。
窓もL字型に数を増やし、リフォーム前よりも大きめの窓からの採光が空間全体にそそがれる

これからのライフスタイルを見すえてさらに居心地のよい快適な空間へ

リビングダイニングのフロアに陽光が燦々と輝く
あたたかくぬくもりを感じられるやさしい場所

東京の杉並区にある閑静な住宅街の一角に佇む3階建てのM邸。一階で薬局をしていたMさんのご両親のお家に、十数年前にご夫婦で住むようになりました。現在は、1階を貸店舗にして2・3階がMさんご夫婦と娘さんの3人家族の居住空間です。今まで何度か家の中の一部分をリフォームしていましたが、満足のいくものではなかったとのこと。今回のリフォームは、ご両親が住まれていた時代から使っていたセントラルヒーティングのボイラーポンプが故障したことで、給湯や断熱、水回りなどのシステムを考え直すことがきっかけとなりました。Mさんはインターネットや雑誌、パンフレットなどを見ていろいろと検討を重ねていましたが、ある日新聞に折り込まれていた、住たいる工房浜田山のやさしい印象の手書きのチラシを見てなんとなく惹かれるものを感じ、お店を訪れることにしました。担当したのはチーフプランナーの渡辺ノリエさんとコンシェルジュの吉田智美さん。女性らしい細やかな気くばりとフレンドリーな明るさ、親身になって丁寧に対応してくれるスタッフたちにMさんご夫婦は今までにない良い印象を持ったそうです。さらに、Mさんご夫婦の要望を取り入れた上で、プロの目からさらによりよい提案をしてくれる渡辺さんたちに安心してリフォームをお願いすることにしました。
住たいる工房のスタッフがMさんご家族のライフスタイルをお聞きして強くおすすめしたのが、ヤマハのシステムキッチン。性能と価格のバランスが良くコストパフォーマンスに優れていて、シンクとカウンターが一体化した継ぎ目のない一体成形型であることをアピールしました。そこでMさんご夫婦は、フロア全体を構成するリビングタイニングとの相性や組み合わせを考えるため、ヤマハのショールームを訪れ、一度実際に見て確かめることにしました。いろいろと候補はありましたが、一体成形型設計をはじめ、デザイン性、価格などを総合的に評価してberryシリーズに決めたそうです。色も悩んだそうですが、最終的にはMさんご夫婦の娘さんがすすめてくれたハニーオレンジにしました。M邸の2階にあるリビングダイニングは、今回のリフォームで窓を大きくとり、窓の数も増やしました。陽光があたたかな色調の木の床に降り注ぎ、同じフロアにあるトイレのドアガラスから漏れる灯りがオレンジ色だったこともあって、berryシリーズのオレンジ色のキッチンがフロア全体にうまく溶け込み、統一感のある明るい空間となりました。

白い壁とあたたかな木のぬくもりが、やさしくあたたかな雰囲気に。
教室はキッチンカウンター前のダイニングテーブルで、家族の団らんは奥のリビングで

食べる場所、集う場所、勉強する場所
賑やかで明るいリビングスタイル

以前はキッチンがフロアの一番奥の、窓がある壁側に配置されていました。そのためにダイニングを背に作業をするので、後ろの様子がわかりにくいということが気になっていました。また、入口からの距離が一番遠いために動線が長いこと、キッチンが入口から全部見えることなどの問題点もありました。今回のリフォームでは、この点をふまえて間取りを全面的に変更し、キッチンは入口付近にL字型に配置し、ダイニングとリビング部分が見渡せる対面式に。また対面式で食器などのやりとりができる程度の幅を持つカウンターを設置しました。
Mさんは、現在、自宅のリビングダイニングフロアの2階を開放して子ども向けの英会話教室を開いています。対面式のカウンターを挟んだダイニングテーブルで、生徒さんの様子を見守りながらキッチンに立ってお茶を入れたり、娘さんの勉強をみてあげたりしているそうです。単に食事の用意をしたり、ご飯を食べたりする場所というだけでなく、人が多くてもスムーズに動作や移動ができるようになった今回のリフォーム。アクティブなMさんご家族にとって、人が憩い集まる活き活きとした交流の場としても広がっていきそうです。



対面式なので、カウンター越しにおしゃべりしながら作業ができるので楽しくコミュニケーションがはかれる

Before

最初は狭い印象だったのが実際に立ってみると意外に広くて使い勝手がいいそう




お世帯主様からひとこと

今までのキッチンはフロアの一番奥にあって、キッチンの中が丸見えでちょっと嫌だったんです。それに、動線の距離が長いうえに、作業をしている時は後ろのダイニングの様子を気にかけないといけませんでした。今は対面式でまわりが見渡せますし、何よりキッチンの中がカウンターで見えないのが嬉しいですね。思った以上に収納力もあるのに、さらにキッチン横にパントリーを作ってくださったので、物があまり見えなくなって随分すっきりしたので楽に作業ができるようになりました。

(左から)奥様の晶子さん、
住たいる工房浜田山のコンシェルジュの吉田智美さん