トクラス リフォームクラブ

第3回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3
  • 奨励賞
    1
    2
    3
    4
    5
    6

奨励賞

埼玉県さいたま市H様邸 YRC加盟店/株式会社アティク

リフォーム箇所/キッチン、リビング、ダイニング、浴室、洗面室、トイレ

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンDOLCE
システムストッカーberry

リフォーム費用/1,500万円

大勢の人が集まっても楽しく会話をしながら料理ができる明るく広々としたキッチン空間を実現。パーティの際などに使えるように、アイランドカウンターにも特注で小さなIHクッキングヒーターを設置

これからも愛着のある家で暮らし続けるために、快適で、安全・安心な空間にリフォーム

間取りを大きく変更するとともに
快適性や防犯性もアップ

ご夫婦ふたりだけのこれからを、どこでどのように過ごすか。建て替え、売却をしての新天地での暮らしなども含めて、何度も家族会議を重ね、Hさんご夫婦が出した答えは、リフォーム。30年間暮らした、住み慣れた街の愛着のある家をこれからも住み続けられるように、快適で、安全・安心な空間にすることでした。
ハウスメーカーで新築の営業を担当されている方から紹介を受けてリフォームを担当することになったのは、アティクの山口正義さん。「信頼のおけるリフォーム会社」としてご紹介されただけに、ご夫婦の思いに答えるべく、3ヵ月にわたって打ち合わせとヒアリング、そして図面とプレゼンボード、サンプルなどを用いたわかりやすい提案に努め、プランの承認をいただきました。リフォームプランのキーワードは、「空間の変化」と「安心で快適」。リフォーム前の住まいは、室内が暗く、機能性の面からも時代を感じさせ、これからの暮らしを考えると防犯面や断熱性、さらにはバリアフリーなどの面でも問題が多くありました。そこで、山口さんは、心地よい生活動線に配慮して、キッチンを家事室に、ダイニングをキッチンに変更、さらにご主人の部屋も改装し、また一部の壁を取るといった大胆な間取り変更で明るく暮らしやすい空間をデザイン。断熱性や防犯性、快適性を高めるために、二重サッシや床暖房、そして安心・安全・光熱費という観点からオール電化も提案するなど、優先順位や予算の配分を考えながら、持てる知識と技術力を存分に発揮してHさんのご要望に合うリフォームを実現していきました。

キッチンには、光熱費や安全性のことを考えてIHクッキングヒーターを採用。ピーチピンクのマーブルシンクが空間に色を添える

人が多く集う家だから、
みんなで料理ができるキッチン空間に。

今回のリフォームでいちばん重視した場所は、キッチンとリビング。Hさんは大学教授をしており、家で仕事をしていることが多く、また奥様は妹さんたち4人ととても仲が良く、みなさんが家にも頻繁に集まり、さらに趣味の俳句やホームパーティなどでも人が集まることが多いお宅なので、そうしたことができる空間をつくることがご要望でした。特にキッチンのレイアウトについては、妹さんたちも積極的に参加。「みんなが集まった時に一緒に料理ができる大きなカウンターのあるキッチンがいい」など、意見を出し合いました。当初は他メーカーのものの採用を考えていましたが、カウンターのサイズが合わない、自由度がないといった理由で方針を変更。山口さんのお薦めもあって、妹さんたちも一緒にヤマハのショールームに見学に行きました。その結果みんなで納得して選んだのが、白(ミルキーホワイト)とピンクを基調としたシステムキッチン「DOLCE」。高級感あふれる雰囲気で、ダイニングキッチンを美しく演出してくれました。オープンキッチンですが、家事室や、カウンターの下部にたっぷりと収納スペースを取っているので、空間がすっきりと片付きます。特にキッチンの前に設けた棚は、奥様のお気に入り。取り出しやすく便利で、またスモークのプラスチックで目隠しできるので、キレイに保つことができます。
間取りを大きく変える大がかりなリフォームに、最初は不安げな表情だった奥様も、打ち合わせを重ね、契約、着工、完成に至るまでに笑顔の数が次第に増えていき、1階のほとんどの部分の工事を2週間という工期でテキパキと、かつ施工品質を保ちながら進める山口さんに、お褒めの言葉もかけてくれたそうです。
リフォームを終えた後に実際に暮らしてみて、さらに暮らしやすさを実感。台所の床暖房など寒い冬も暖かく、快適性のアップした住まいにすっかり満足されているご様子です。


リビングから見たキッチン。引き戸を開放すれば、2間続きの空間として、大人数でのホームパーティなどにも対応できる

Before

以前のキッチン部分に家事室を新たに設けました。洗濯物をたたんだり、アイロンがけなど、家事専用のお部屋は意外にも大活躍



キッチンとアイランドカウンターの間には、十分な幅を取って通路を設置。何度も話し合い動線を考えた結果生まれたレイアウト



お世帯主様からひとこと

いままで暗かったキッチンが明るい空間になって、まるで違う家に暮らしているようです。ステキにでき上がったのは、妹たちも加わり要望の多かった私たちの思いをしっかりと受け留め、いろいろとアイデアを出してくれた山口さんのおかげ。御願いして本当に良かったと思っています。

Hさんの奥様をはさんでアティクの山口正義さん(左)と大笹剛さん(右)