トクラス リフォームクラブ

第3回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3
  • 奨励賞
    1
    2
    3
    4
    5
    6

奨励賞

新潟県新発田市近藤様邸 YRC加盟店/渡辺建築

リフォーム箇所/リビング、ダイニング、キッチン+増築

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry

リフォーム費用/600万円

白を基調とした空間に、ヤマハシステムキッチン「berry」Gシリーズのダークシカモア色のキッチンを中心としてシックで落ちついた雰囲気に

みんなで協力して造り上げた空間は家族の絆が一層深まるリビングダイニングに

二世代が心地よく住むために
ナチュラルで落ち着きのある空間へ

日本一の米どころ、新潟県。美しい田園風景が広がる新発田市住宅街の一角に近藤邸があります。近藤さんご夫婦がリフォームを考えたのは、ご子息である智行さんのご結婚を機に、お嫁さんになる裕子さんを家にお迎えすることから始まりました。奥様の乃里子さんは最初に使っていたのが、スペースが広すぎて作業が大変なキッチンだったので、現在の家を建てる時に、小回りのきく小さめのキッチンにしたそうです。しかし、家族が増えることと、一人でもやはり手狭と感じて来たこともあり、丁度いい快適なサイズのキッチンを考えていました。そこで地元のリフォームフェアを訪れたご夫婦が出会ったのが、今回リフォームをお願いすることになった渡辺建築の渡邉さん。その後、何度か渡邉さんからハガキをもらい、見積もりを出してもらうことになりました。最初に近藤さんご夫婦から渡邉さんに要望を伝えると、渡邉さんの方もご夫婦の明確なヴィジョンを活かした空間のイメージをできるだけわかりやすい形でお伝えしたいと思い、それまでに渡邉さんがヤマハのスケッチトーク講座で受講して得たスケッチ技術を活用することにしました。その近藤さんご夫婦の希望は、一般的な戸建てものではなく、高級感のあるマンションにあるようなおしゃれなLDK。壁は白色、床は犬がいるので掃除のしやすいフローリングというのは決まっていましたが、キッチンは機能性とデザイン性を一番重要視したいということで、渡邉さんがお薦めするヤマハのシステムキッチンを見るために、ショールームに近藤さんご夫婦と若夫婦の2組で訪れました。ベースの色は、若夫婦の意見で、落ち着いて模様替えしても飽きがこないようなシックでナチュラルなGシリーズのダークシカモアを選択。デザイン性と品のあるキッチンは、両夫婦ともにお気に召すところとなり、キッチンを中心にLDKをリフォームすることになりました。さらに、大型冷蔵庫の色選びから、キッチンのカウンターチェア、照明器具から床の質感まで、すべてキッチンに合わせて選んだそうです。渡邉さんと近藤さんご夫婦、若夫婦が意見を出しあい、みんなで協力しあって造られたLDKは、オーダーメイドのような統一感のあるモダンなインテリア空間に仕上がりました。

乃里子さんと裕子さんの希望でL字型のキッチンに。以前に比べて作業スペースが広がり料理がしやすくなったのだとか

それぞれのライフスタイルで
思い思いに過ごせる魅力的な場所

近藤さんご一家は、お祖母さまの操さんに、消防士の憲久さんと看護師の乃里子さんご夫婦、ご子息で整体師の智行さん、裕子さんご夫婦と、犬のレオちゃんという大家族。それぞれのお仕事柄、普段の生活時間帯がまちまちです。だから、みんなが集まるLDKでの時間は、使い勝手や居心地の好さが重要になります。キッチン前には大人数用のテーブルと、お祖母さまをはじめ、みんながゆっくりとくつろげるようなモダンな畳の間を設置。さらにキッチン横を増築し、南側の窓から大きく光を採り入れたリビングルームにして、キッチンと同じダークシカモアのカップボードや、少人数用のテーブルを置くようにしました。一つのLDK空間の中でも座る場所などによって見る風景や雰囲気が変わり、人が多く集まっても思い思いの場所で自由に過ごせる快適さが生まれました。裕子さんの朝食は南側の明るいテーブルで、お祖母さまはキッチンカウンターで、また人数が多い時はキッチン前の大きなテーブルでといった、食事の内容や人数、その日の気分によって食事を楽しむことができる場所が多いのも特徴的です。すっきりしたデザインの空間には、食器や調理器具を収納するカップボードやキッチン周りのキャビネットが大活躍。表に物が見えないので常にすっきりとした状態でいられるから、一人で食事をしても、それぞれ自主的に自分の食器はきちんと洗って片付けたりしてくれるそうです。家族としての役割も自然にこなせていくことができるのは、家族が愛着をもって大切にしたくなる、みんなで造った空間だから。「今日はお弁当いくつ?」なんていう日常の会話も、使い心地のよさでそれぞれが気持ちよく料理ができ、家族の健康を支える毎日の笑顔につながっているようです。




南側に大きく採られた窓からそそぐ陽光が白の空間に映え、清潔感と開放感を生み出している。家族の団らんは奥のテレビ前の畳の間で

Before

3〜4人がキッチンに入っても余裕のスペース。お友達を呼んで食事会を開いた時も、お友達同士でお話しながらお食事を楽しんだそう



渡邉さんが最初に近藤さんご夫婦にご提案した時のスケッチ。近藤さんご夫婦も、渡邉さんがレイアウトしたリフォーム空間を気に入ったのだとか


言葉だけでなくスケッチを用いることでイメージのやりとりがしやすく、その後のコミュニケーションがスムーズになったそう



お世帯主様からひとこと

日頃からヤマハのキッチンのデザインセンスを高く評価していた渡邉さんと、高級感のあるおしゃれなキッチンをという私たちの良い出会いが実を結び、どちらもイメージ通りのリフォームができました。キッチン周りのキャビネットやカップボードは、食器や調理器具が驚くほど収納できて満足しています。職業柄忙しいので、キッチンの掃除が拭けば簡単に汚れが落ちて楽なのもとっても効率的でありがたいですね。

(右から)近藤裕子さん、乃里子さん、渡辺建築の渡邉さん
ヤマハリビングテック新潟営業所の木村