トクラス リフォームクラブ

第3回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3
  • 奨励賞
    1
    2
    3
    4
    5
    6

奨励賞

神奈川県横浜市西本様邸 YRC加盟店/有限会社小石川電建

リフォーム箇所/キッチン、リビング、ダイニング、寝室

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry

リフォーム費用/450万円

「清楚且つ豪華」をコンセプトに、明るく広々と生まれ変わったLDK。ライトシカモアの扉カラーは、床材のカリンとのコーディネートを考えて選んだだけに、色のバランスもぴったり

明るく清楚で豪華に生まれ変わったLDKで大好きなクラシック音楽を存分に楽しむ暮らし

築28年のマンション空間が大変身。
造作のカウンターで対面式キッチンに

ご夫婦ともに音楽好きの西本さんご夫妻。リフォームのきっかけは、CDも発売し、音楽教室でギターを教える奥様に対して、ご主人の「体力のあるうちに妻をサポートしてあげたい」というやさしい心遣いから定年を前に早期退職を決めたことでした。約28年前にマンションができた当初からお住まいで、これまでに浴室と洗面台の交換、壁クロスの張り替えだけで間取りなどには手を加えていませんでしたが、お子さまも独立したということで、これを機にイメージを一新。音楽教室の生徒さんたちもいらっしゃるということで、3LDKの間取りを2LDKに変更し、広々としたリビングを生み出しました。
リフォームを依頼したのは、小石川電建の中山さん。実は、同じマンションに住む中山さんのお宅がリフォームをされたのを外側からご覧になり、「リフォームであんな風に変わるんだ」と興味を持っていたからでした。中山さんの住まいをご覧になり、「こんなにセンスがいいなら、うちもぜひおまかせしたい」と思った西本さんご夫妻。リフォームに際してのご要望は、「くっきりと清楚で、尚且つ豪華さも演出したい」というものでした。そんなむずかしいご要望でしたが、中山さんは、広幅のカリンを床材に、木目調のハイグレード仕上げの白いパネルを建具に採用し、豪華で明るい感じを演出するなど、「このマンションで一番ステキなものにしよう」と、事細かな打ち合わせを重ねて、おふたりの夢をかなえるプランを提案。楽譜やCDなどもお持ちのものもご夫妻ですのでクローゼットを2つ造作し、収納スペースを確保しつつも、一方で家具や生活雑貨などの処分から提案に入り、やすらぎと夢のある理想の生活空間を実現しました。
対面型のキッチンは、中山さんのお宅のリフォームを見て、奥様が希望されたもの。中山さんのお宅と同じように普通は壁付けで設置するI型のキッチンに造作のカウンターを組み合わせ、カウンターに腰掛けてお茶を飲んだり、パソコンをしているご主人と自然に会話ができるようにしています。

一般的なI型キッチンにカウンターを造作して対面式に。音楽教室のホームページも自作するご主人のためのパソコンコーナーをキッチン前に設置

音楽教室の生徒さんたち約30名を招いて、
思い通りにでき上がったご自慢のLDKを披露

キッチンは、やはり中山さんのお宅と同じヤマハの「berry」に。採用を決めたすぐ翌日に中山さんと一緒に横浜のヤマハのショールームに出かけて、奥様がデザインやバーの形状を選んだそうです。扉パネルをライトシカモアにしたのは、LDK全体に敷き詰めたカリンの床や以前からお持ちだった食器棚の色とのバランスを考えて。造作カウンターの色もこの扉に合わせて決めました。IHクッキングヒーターにしたのは、中山さんのお薦めで。実は中山さん宅はIHクッキングヒーターではないのですが、「入れておけば良かった」と思ったからお薦めしたそうです。IHクッキングヒーターの前にガラスを入れて、暗くならないようにするなど、細かな配慮も行き届いています。使い勝手が良いキッチンに奥様も大満足。いつもきれいにしておくことができ、料理をするのが楽しいそうです。
中山さんは、「この部屋をどう使うのか」「奥様とご主人で意見の違いはないのか」など、生活スタイルやお好み、用途まで細かにヒヤリングしてプランニング。スピーカーの位置やご主人が使うパソコンの場所なども考えて配線し、マンションの梁を梁らしく見せないように努めて設計するなど、ご夫妻にぴったりのプランを造り上げました。
リフォーム完成後には、早速音楽教室の生徒さんたちやお友だちを招き、総勢約30名ほどでパーティを開いたとのこと。いままでは人に見せることなどなかったキッチンも、むしろ進んで紹介したいほど。ご要望通りに広く、明るく、そして豪華にすっかり生まれ変わったLDKに、招かれたみなさんも一様に驚いていたそうです。


ギターを演奏するコーナーがあるのも西本さんご夫妻ならでは。ご主人も、奥様のギター教室で教えられるほどの腕前

Before

キッチンにオリジナルの造作でこしらえたカウンターは、ちょっとしたダイニングテーブル。おふたりだけの暮らしなので、キッチンで奥様が料理しながら、ここでご主人とおしゃべりするのだそう



リビングの床は中山さんの提案で珍しい広幅のカリンを使用。壁や建具は白を基調とすることで、空間がより広く感じられるように演出しました



お世帯主様からひとこと

自分たちでリフォーム計画を練って来ましたがなかなかまとめられなかったので、中山さんにおまかせしました。中山さんは大胆な提案も自信を持ってしてくれるので不安がなく、しかも完成後のイメージをステキな音楽付きの立体画像(3D)で見ることができたのでわかりやすかったです。キッチンも使いやすく、ヤマハの「berry」にして本当に良かったと思います。

西本一夫さん・悦子さんご夫妻(前列)と、
小石川電建の中山怜児さん(後列)