トクラス リフォームクラブ

第2回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受信作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1

敢闘賞

兵庫県赤穂市河東様邸 YRC加盟店/住まい工房オーリョク

リフォーム箇所/キッチン、ダイニング、リビング、和室

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチン ドルチェ

リフォーム費用/1,000万円

ダイニングと向かい合ったキッチンは、家族が常に顔を見合わせて会話を楽しめる空間に

憧れのキッチンを採り入れて実現した、みんなが集まるオープンな爽やか空間

光を採り込んだ明るく開放的な空間に映える
シンプルでモダンなスクエア型オープンキッチン

築21年目を迎え、内装や使い勝手など、さまざま点で使いづらさが気になっていた河東さんのお宅。各部屋が壁や引戸で仕切られた独立した空間だったリフォーム前の間取りでは、キッチンにまで十分な光が届かず、全体的に暗いイメージとなっていました。さらに、レンジフードやキッチンの老朽化も進んでいたこともあって、「家族みんなが集まるオープンな空間」をめざして、リフォームに踏み切られました。
施工を担当したのは、住まい工房オーリョク。奥様がご結婚前に同社でキッチンコーディネーターとしてお仕事をされていたということでのご縁です。プランニングを担当した藤岡さんは、南側に面して一番陽当りが良いにもかかわらずほとんど使われていなかった和室から、奥のキッチンまでをひとつながりの空間とするプランを提案。リビングとダイニング・キッチンをつなげ、和室とリビングの間には4枚の引き戸を設けて、明るさと風通しを確保しながら、必要に応じて開閉ができるようにしました。
家族に背中を向け、奥様がひとりで作業をしておられたグリーンの壁付け型キッチンは取り外され、以前からの憧れだったというヤマハのシステムキッチン「ドルチェ」を導入。「コーディネーター時代からヤマハのキッチンはいいなと思っていたんです。お客さまにお薦めするうち、いつかは自宅にも採り入れたいと憧れるようになって。今回、念願の夢が叶いました」と喜んでおられます。そんな奥様が選ばれたのは、家族との会話を楽しみながら調理作業ができるスクエアなカウンターのオープンキッチン。ご自身がキッチンコーディネーターだっただけにデザイン・コンセプトもハッキリとしたものをお持ちで、シンクはグレー、扉やカウンター、キッチンパネルはホワイト系と、モダンで清潔感のある配色にまとめられました。「キッチンの色は、黄色か白で迷ったのですが、永く使いたいから、汚れた時すぐに気付いて掃除ができるように白を選びました」とキッチンへの思い入れもひとしおです。

シンプルな白とライトな色使いがモダンな印象を与えるキッチンは、ふたりで立っても十分な広さ。大きなカウンターは、大人数のご家族の料理の盛り付けにも大活躍

大幅に改善された動線、たっぷりの収納スペースで
お子様と向かい合って楽しく調理ができるキッチンに

キッチンでもうひとつ大きな問題となっていたのが、動線の悪さ。冷蔵庫や食器棚の配置に問題があり、キッチンでの作業効率が悪く悩まされていました。しかし、新しく導入したヤマハのキッチンには、十分な収納スペースがあり、「パッと出し入れできる引き出し式フロアーキャビネットと、対面収納で思った以上にきれいに片付きます」と奥様も納得。冷蔵庫もキャビネットと並ぶ形で壁側に納まり、動線がすっきりしました。スペースが広くなったので、2人が同時にキッチンに立っても十分に作業ができます。
また、以前は壁を向いてお料理をしていたのが、今は和室の向こうに広がる庭の緑が目に入り、キッチンに立つのが楽しくなられたそうです。
「汚れにくく、汚れてもお手入れが簡単だから」と、当初から導入予定だったIHクッキングヒーターもすっかり使い慣れ、憧れだったヤマハのキッチンに大満足のご様子です。
広くなったリビング・ダイニングのインテリアは、フローリングをはじめ、建具やダイニングセットなどの家具に至るまでキッチンに合わせて選択。ナチュラルなトーンのものを取り揃えた明るい雰囲気に、観葉植物などのグリーンがよく映える、爽やかな空間となりました。 ご夫婦とお二人のお子様、ご主人のお兄さま、おばあさまの3世代6人が暮らす河東邸。リフォーム後は、みんなで仲良くキッチンに立ち、ダイニングテーブルで会話を楽しみながら食事をされているそうです。

リビングと和室の間の引き戸を開け放てば、キッチンから和室の向こうにある庭まで見通せる広がりある空間

Before

キッチンのカラーに合わせ、ナチュラルな色でコーディネートされた伸びやかな空間。LDKは20畳もあるが、断熱材補強で開放的であっても冷暖房効率は確保している


お世帯主様からひとこと

リフォーム後にわが家を訪れたお客さまたちはみんな、「すごいね」と驚いていますよ。空間が広く明るくなったことで、時間にも気持ちにもゆとりが生まれたようで、ゆったりとくつろげるようになりました。妻のわがままを聞いた形でしたが、結果的に家族みんなが気持ちよく暮らすことができて、リフォームして正解でした。

ご主人の河東育治さん、奥さん佳代さんと住まい工房オーリョクの藤岡善夫さん(右)