トクラス リフォームクラブ

第2回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受信作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1

優秀賞

福島県郡山市塩田様邸 YRC加盟店/(株)オノヤリフォーム倶楽部

リフォーム箇所/キッチン、リビング、ダイニング、寝室

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry

リフォーム費用/450万円

全体的なインテリアカラーは、しっとりと落ち着いた「ダークシカモア」のキッチンに合わせて選ばれた

ずっと快適な夫婦のふたり暮らしのために。落ち着きと開放感に満ちた空間づくり

キッチンの格調高いカラーリングを基本に
大きなワンルーム空間の配色を決定

築13年になるマンションにお住まいだった塩田さんご夫婦。キッチンが手狭だったことや、和室の傷みが目立ってきたこともあり、将来のことを考慮して、夫婦二人がこの先も快適に暮せる住まいへとリフォームすることにしました。
今回、塩田邸を手掛けたオノヤリフォーム倶楽部との出会いは、一冊の雑誌からでした。「どういった空間にしようか?」と、リフォーム雑誌のページをめくっていたとき、落ち着いた高級感のあるリフォームの実例写真が目に留まりました。そのリフォームを手掛けていたのが、オノヤリフォーム倶楽部。「これだ」ということで、塩田さんはさっそく同社に出向き、担当者の喜古さんと話をしました。結果、その人柄の良さに信頼感を覚え、その場でリフォームを決めたそうです。
そんな経緯で、ともに学校の教員を務められるご夫婦の、夏休みを利用したリフォームが始まりました。
「キッチンを広くしたい」、「和室は要らない」、「バリアフリーに」というご要望に、喜古さんは2LDKの間取りを大きなワンルームに変更するプランを提案。お客さまがある時は、スクリーンでベッドや書斎のスペースを仕切ることができるようにし、15センチほどもあった段差もフラットに解消されました。
空間デザインの中心となったのは、ヤマハのシステムキッチン「berry」。女性ならではの視点を持つ喜古さんの「お薦めですよ」との言葉が決め手だったそうです。カラーは奥様が選ばれ、扉は木目をあしらった濃いブラウンの「ダークシカモア」、人造大理石のカウンター(ニューグラーナ)は「ベージュ」、マーブルシンクは「ホワイト」と、高級感のある組み合わせに。
このキッチンのカラーリングを基調に、フロアや建具、ダイニングセットなど、空間全体が格調高い雰囲気にコーディネートされました。
また、広々とした空間の真ん中には、三角柱の飾り棚を配置し、足元に照明を入れて雰囲気たっぷりのアクセントとしました。リビングコーナーに置かれた赤いソファも、落ち着いた空間の中で印象的な存在です。

23畳ほどもある大きなワンルームには、圧倒的な開放感が。重厚感ある色使いながらも、ソファの赤がポイントとなり重くなり過ぎない

狭くて使いづらかったキッチンが大変身
「リフォーム後、ホームパーティの回数が増えました」

今回のリフォームの主役でもあり、奥様のいちばんのお気に入りでもあるキッチン。リビングを見渡せる対面式を導入し、作業スペースもぐっと広くなりました。おかげでリフォームしてから、塩田家ではホームパーティがよく開かれるようになり、ゲストが増えたそうです。リフォーム以前の塩田邸を知るご友人は「全然違う。イメージが一新した」とびっくりされているとのこと。ゲストをもてなす側の奥様も、IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機などの最新設備の使いやすさには、「両面グリルでお魚もきれいに焼けるし、IHと連動して自動でC(サイクロン)フードが回るのでとっても便利」とお料理するのが楽しくなったご様子です。
さらに、豊富な収納スペースに関しても「外にモノが出ている状態があまり好きではないので、いつもすっきりと片付けられて気持ちがいいです」とのこと。プランニングを担当したオノヤリフォーム倶楽部の喜古さんは、ワンルームへと生まれ変わった空間の真ん中に据えた三角柱のオブジェをはじめ、書斎スペースには家具のサイズに合わせて使いやすいように、可動式の棚を設置するなど、暮らしに即した豊かなアイデアをいくつも提案。塩田さんは「ほとんど喜古さんのプラン通りです。プロの提案には意外性と実用性があって、『さすが!』と感心させられることばかり。安心して任せることができました」と厚い信頼を寄せていたことがうかがえました。落ち着いた雰囲気の空間に、必要な機能や快適性を添えた塩田邸。これからも、ゆったりとした夫婦のふたり暮らしが豊かに続いていきそうです。

新しいキッチンのカウンターを挟んで談笑される塩田さんご夫婦

Before

リフォームプランを担当した喜古さんもお薦めのシステムキッチン「berry」


お世帯主様からひとこと

キッチンが本当に使いやすく、便利になりました。しかも、IHは火を使わないから安心感があります。喜古さんの的を得た提案には、プロの視点と女性の視点があるなと感心させられました。また、夏休みの間という短い工期にも対応してくださり、大変だったと思いますが、おかげさまでとても満足のゆくリフォームができました。

ご主人の塩田幸男さん、奥さんの正子さんとオノヤリフォーム倶楽部の喜古里美さん(右)