奥様が1階で美容院を経営されている辻井さんご一家。既にお嫁に行かれた2人の娘さんも、一緒に美容院で働いています。娘さんが働いている間はお孫さんが来られ、LDKは休憩室にも保育室にもなります。
リフォーム前の新築の時も、奥様が間取りのアイディアを出して作ったこだわりのキッチン。娘さんたちがまだ小さかった頃、お弁当を作った思い出が印象的です。「前もそれほど不満はありませんでした。レイアウトも自分で考えましたし、収納も充実していました。ドレープカーテンも気に入っていたんですよ。」ただ、キッチンとリビングが分かれていたことや大きなテーブルが置けないことなど、少々不便な点も。家族が増えたことで、徐々に手狭に感じられるようになりました。そして、娘さんたちと一緒に料理や家事ができるオープンキッチンは奥様の昔からの憧れ。家族と過ごす時間を大事にしたい…！お孫さんたちが生まれことを機に、みんなで食事ができるキッチンへ、ついにリフォーム。
新和風建築 サワさんは、そんな奥様の憧れを形にするため、何度も打ち合わせを重ね、プラン図を何回も作成しました。辻井さんご家族にとっての使いやすさを追求し、さまざまな工夫を凝らしました。使いやすく美しいキッチンにするために、元の仕様にはない“逆Ｌ字型”カウンターをご提案。それにより食事をしながら物を置いたりすることができ、収納が多く、動線のスムーズなカウンターができました。「これは現場施工での対応でした。ヤマハのキッチンは現場毎に加工することができ、お客様のご要望に合わせられるのも魅力ですね。」と、新和風建築 サワさん。「打合せをたくさん行ない、プラン図も何回も提出してくれました。トラブルにもすぐ対応してくれましたし、頼もしかったですね。」と新和風建築 サワさんへ厚い信頼を寄せる辻井さん。

“収納をたくさん”というリクエストに答えるため、壁一面に収納庫を設置し、収納力が格段にアップ。下段にはキャスターを付け、重たいビールケースや一升瓶の出し入れが楽になりました。お酒が好きな辻井さん一家には嬉しい工夫です。さらに広々すっきりした空間にするために、冷蔵庫も収納庫の中に隠してしまいました。ベビーベッドを置いて料理ができるほどの広さ。真っ白なイスとソファを揃えると、まるでイタリアンレストランのようなLDKになりました。
「男でも片付けがしやすい！生活がしやすくなりました。」と言うご主人は、キッチンに立つ機会が増えたようで、奥様も嬉しそう。「ヤマハのキッチンは機能性もデザインも最高。部屋にすごくマッチしてるでしょ？丈夫でお掃除がしやすくて、とっても気に入ってるんです。娘達はキッチンが使いやすいからって、ここで料理して自宅に持ち帰るんですよ。ここで生活したいなんて（笑）。」毎晩、美しい眺めにうっとりしながら、ご主人とグラスを傾けるのが奥様の何よりの楽しみとなりました。

大容量の収納庫には、みんなで楽しむお酒をたくさんストックしておける。冷蔵庫もこの収納庫に隠し、フラットで美しいラインが実現。重くなりがちな扉はスクリーンウォールで、軽やかな印象となった。