トクラス リフォームクラブ

第1回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受信作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
  • 敢闘賞
    1
    2
    3

優秀賞

香川県丸亀市 K様邸 YRC加盟店/壺谷建設(株)

リフォーム箇所/キッチン、リビング、バスルーム、洗面室、玄関ほか (ヤマハリビングテック採用商品)
システムキッチンドルチェラウンドタイプ
システムバスビュート
リフォーム費用/1,830万円

和のテイストあふれる空間とドルチェラウンドタイプという斬新な組み合わせは、壺谷建設のお得意な提案

Before

古民家風空間にドルチェラウンドタイプ。新と旧のハーモニーから生まれた癒しの住空間。

一枚の看板からはじまったリフォームの夢。
退職後の家でいる時間が楽しくなる空間。

Kさんの奥様は、長い間、看護士として一生懸命に働いていらっしゃいました。以前からキッチンが暗く、動線にも不満がありましたが、仕事が忙しかったこともあり、「退職したら、家を直そう」と考えていたそうです。実は、少し前から奥様には気になっていた一枚の看板がありました。いつも通る道の傍らにあった「癒しの家」と書かれた看板。壺谷建設の古民家リフォームの広告でした。「いつかあんな家に住みたいな」と漠然とあこがれていました。
しばらく経った退職後のある日、新聞に折り込まれていて見つけたのが「癒しの家」のチラシ広告。近所でリフォームしたお宅の完成見学会があるという案内でした。そこで奥様は早速予約の電話を入れ、ご主人と見学に出かけました。そのお宅の「古民家再生」の様子をご覧になって、ご主人はいまひとつピンと来なかったようですが、奥様は「絶対にこれだな」と思いを決めました。奥様の強い思いに長年の労をねぎらう意味もあって、「お母さんの好きなようにしたらいいよ」とご家族も後押し。古民家リフォームがはじまりました。
Kさんご夫妻が見学された家でも、ドルチェラウンドニースペースタイプが和の空間に組み合わされてステキなコントラストのある空間になっていましたが、奥様は当初は「わが家ではこんなに立派なキッチンは使いこなせない」と思い、後日ショールームに行ったときにもキッチンには特に目を向けていませんでした。しかし、キッチンを壁に対して斜めに置くという壺谷建設から出された提案を見て、「こういう使い方もあるんだ」と感心して、結局ドルチェラウンドニースペースタイプにしたそうです。キッチンには使い勝手や掃除のしやすさ、そしてこれからのことを考えてIHクッキングヒーターを採用。オール電化住宅にしたことで、光熱費はかなり安くなったそうです。以前は壁付けのキッチンで、窓も小さく薄暗い空間だったのですが、キッチンを移動することで床から立ち上がる大きなサッシに変更。陽射しがいっぱい降り注ぎ、ニースペースの椅子に腰掛けると、キッチン越しに庭も眺めることができる明るい空間に大変身しました。

大きなサッシを設け、2間を連続させたことで光が行きわたり、風通しも良い空間に。晴れた日の日中ならば、電気もいらないほど。

和のテイストにあふれた広々とした空間に、
「リフォームして良かった」との思い。

ミスト付きのバスルームはご主人のお気に入り。お孫さんも「おばあちゃんちのお風呂がいい」と言っているそう

Kさんのお宅は、母屋が築47年、離れが築25〜6年の家ですが、既存の空間を活かすというよりは、奥様の好きな古民家風の家をつくり込むという形でリフォームのプランを練りました。無垢の板と絶妙のコントラストをなし、空間のポイントになっている太い柱や梁も、古い感じが出るように化粧を施したものですが、あたかもずっと以前からそこにあったかのような風格を持っています。葦を使った天井は見学した家に倣ったもの。奥様の主張がここにも活かされています。
現在、リビングになっている場所は、以前は使わないピアノや応接セット、サイドボードがあった部屋。もともと迷路のような空間だったため、「以前より快適なところに住みたい」と2間をひとつにして、ダイニング・キッチンと連続したリビング空間にしました。「ダイニングセットを置こうかと思ったのですが、せっかくの空間が狭く感じるようになりますし、なるべく家具を置かないほうがこの空間には合っていると思い、広く使っています。夫婦ふたりなら、キッチンのニースペースや卓袱台だけで十分ですから。見違えるようになった空間に、普段は大阪にいる娘も帰ってきてビックリしたようで、『帰るのが楽しみになった』といってくれました」と奥様。ご自慢のリフォームにご家族も納得してくれて、「リフォームして良かった」と喜ばれていました。

洗面台もシックな陶器や木を活かした和テイストに
お世帯主様からひとこと

ダイニングセットを置こうかと思ったのですが、せっかくの空間が狭く感じるようになりますし、なるべく家具を置かないほうがこの空間には合っていると思い、広く使っています。見違えるようになった空間に、普段は大阪にいる娘も帰ってきてビックリしたようで、『帰るのが楽しみになった』といってくれました

Kさんの奥様と壺谷建設の尾形さん