トクラス リフォームクラブ

第5回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3

敢闘賞

富山県高岡市T様邸 YRC加盟店/(有)住空間

リフォーム箇所/
キッチン、ダイニング、洗面、トイレ、玄関、廊下

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry

リフォーム費用/約600万円

みんなで意見を出し合って完成した、三世代が同時に立てるキッチン。
家族みんなが自然に楽しめる場所が実現。

新しい家族が向き合い深めた絆。みんなが一つになれるキッチン

三世代、みんなが一緒に立てるキッチン

ご長男とお母様の二人暮らしだったT様邸に、二人の新しい家族が増えることになり、キッチンをリフォームすることになりました。築40年のお宅には、亡くなったお父様の思い出がいっぱい。設備は古くともピカピカに磨き上げられたキッチンも、お母様の物を大切にする気持ちで溢れていました。
リフォーム店選びは、奥様が知り合いのお宅のリフォームを見学した際、安らぎを感じる空間に感動したという住空間さんにお願いすることに。“ベテラン主婦のお母様”“現役主婦の奥様” “料理に目覚めたお孫さん”三世代が同時に立てるキッチンをテーマにリフォームの打ち合わせを開始しました。当初はお母様用のキッチンを別に設けることも考えましたが、みんなが集まってワイワイできる場所にと、やはりキッチンは一つにすることにしました。しかしながら、どちらも主婦であるお母様と奥様、それぞれがお互いを気遣いつつ、一方でお互いの希望や好みなどもあり、なかなかプランがまとまりませんでした。そんな状況に助け船を出したのは10歳のお孫さんでした。段ボールとティッシュの空き箱で作ったダイニングキッチンのジオラマには、大きなマーブルファミリーシンクが。「ここで、みんなで一緒にパン作りをしたい!」この一言で意見がまとまり、同時に新しい家族みんなの気持ちも一つになりました。

お孫さんが作ったLDKのジオラマ。
これで家族の心が一つにまとまった。

意見を重ね合い、それぞれに広がった夢

お友達が多く来客も多いお母様は料理上手。料理をふるまう機会も多いため、キッチンの機能性と安全性にこだわりました。日々のお手入れはサッと水拭きだけなので、ヤマハのキッチンはお手入れラクラク。「すぐきれいになるから、いつもきれいにしていたくなるんですよね。お掃除がウキウキしてできるんですよ。」と嬉しそうに語る奥様。キッチンの自然な緑色とパイン材の柔らかな統一感はあたたかみがあり、奥様のお気に入りです。「理想のキッチンができましたね。新築には新築の良さがありますが、ご先祖様のことを思うと家そのものは残して、新しい暮らしをはじめられるリフォームにして良かったと思います。」とお母様。何を残し何を新しくするか、考えて会話することもリフォームの楽しみの一つだったと語ります。
「お姑さんとお嫁さんがキッチンリフォームを介して向き合うことで、家族の距離がぐっと縮まったのではないかと思います。ホームドラマを見ているようで、微笑ましく幸せな気分を味わわせていただきました。」と、今回リフォームを担当された住空間の大谷さんは語ります。最終的にみんなの仲を取り持ち、家族の絆を強くしたお孫さんは、「ここで何を作ろうかな?って考えて模型を作ったの。おばあちゃんと一緒にケーキを作ったよ!」と元気よくお話してくださいました。お孫さんの将来の夢は、レストランのコックさん。みんなで作った物を、みんなで一緒に食べ、会話を楽しむ。それが自然にできるキッチンで、小さなお子様の夢も育まれていきます。


機能性と安全性にこだわったキッチン。
ヤマハの人造大理石カウンターとシンクでお手入れはラクラク。

Before

自然な緑色とパイン材の柔らかな統一感があたたかいキッチンは、奥様のお気に入り。

杉柾の木目がやさしい、造作したトイレカウンター。


お世主様からひとこと 三世代が同時にキッチンに立てる事が一番の要望でしたので、三人仲良くキッチンで料理が出来る様になって、本当によかったです。いろいろな要望や意見を出して住空間さんにはご迷惑も掛けたかと思いますが、私たちが望む事をしっかりと形にしていただいてとても感謝しています。新しいキッチンで、娘とお母さんで一緒に作ったハンバーグを「何十年かぶりに食べたけれども、ふわっとしていておいしいねえ。」と言って食べてくれたお母さんのお顔と、それを聞いて嬉しそうに微笑んでいた娘の顔を見たときに、リフォームして本当によかったなと実感しました。