暮らしの快適性はもとより、人生のストーリーを伺える作品が多く見られました。今まで歩んできた様々な出来事、これから紡いでゆく日々の暮らし、そして将来こうありたいという思い。住まいは人生の器であり、人と共に歩み続けるものと改めて感じています。
築年数が古い住宅においては、耐震、断熱などの性能向上リフォームは既に必須のものとなり、加えて卓越した動線計画がなされた作品が多かったように思えます。キッチンはよりインテリアとしての存在感が増し、内装材や家具と美しく調和した素晴らしいコーディネートの数々は、とても見応えがありました。