約20年間暮らし、お子様の独立でご夫婦だけの生活になったマンションをリフォーム。奥様のご実家で施工実績があり、お母様のご推薦で当社をご指名いただきました。とにかくおしゃれに、居心地の良い空間に、機能的にも満足のいくリフォームをご要望されました。マンションの限られた広さの中で収納力を高めるため、見せる収納や洋室を改装した納戸とパントリーを積極的に設置。狭い隙間や廊下などにもミリ単位の精度で収納棚を造作しました。キッチンに立ったときの景色にこだわり、ダウンライトや間接照明、陰影を作るタイルの採用。さらに、リフォーム箇所をキッチンのトーンに合わせることで、全体の雰囲気をまとめています。

●家事をしながら眺める景色にこだわり、キッチンを壁面方向からバルコニー方向に向きを変更しました。各所に可能な限り収納スペースを造り付け、見せる収納と隠す収納でメリハリをつけました。
●キッチン、カップボード、家電収納を「薄赤銅色」で統一。一方の壁に奥様お気に入りのダークトーンのクロスを取り入れたり、LDに壁面収納を造作したりして、リゾートホテルの一室のようなイメージを演出しました。

以前に実家をリフォームしていただいたことがあり、母の「創造堂さんなら親切で間違いないわよ！」との強い勧めでお願いすることにしました。当初はキッチン水栓の交換だけでしたが、「せっかくだからキッチン全てを」「それならリフォームしましょう」と話が盛り上がり、キッチンを中心に全改装になりました。以前からインテリア誌を愛読していた私に、主人は全てを委ねてくれました。中でも一番こだわったのがキッチンのカラーです。色見本と何度もにらめっこをしても決心がつきませんでしたが、実物を見て自分の感性に合う「薄赤銅色」に決めました。TVドラマで偶然見かけて一目惚れしたブラウンのクロスを探し当てることもでき、まるでリゾートホテルのような雰囲気となりました。夫婦の会話も笑顔も増え、毎日の生活が豊かになりました。夫婦2人での時間、1人での時間、娘夫婦に孫との時間、それぞれの時間がより楽しいものになりました。同じコーヒーを飲んでも、以前より美味しいと感じるんですよ。夜、音楽を聴きながらの食後のコーヒーが特に最高。リフォームをして心から良かったと思っています。