病院へメンテナンスに伺ったことがきっかけで、同建物内のご自宅のリフォームのご相談をいただきました。まずは、なかなか片付かず困っているという寝室兼書斎、それから2 0 年経ったキッチンの老朽化をどうしたらいいかとの内容で、ご希望は「格好良く！」。寝室兼書斎は心機一転、とにかく格好良く！使い勝手良く！ 使用する木材に指定があった以外は、全てお任せくださいました。

●病院兼住宅で、仕事とプライベートの切り替えをテーマに、寝室エリアはリラックス空間でありながらも入室時に生活感が露わとなるベッドを見えないよう書斎エリアを前面に配置。
●バランスの良い配色と棚位置、カウンターの高さにも意識を向け、動線がスムーズで使い勝手の良い、クールなキッチンに。
●全体のトーンを大人の男性を意識してまとめました。

創造堂さんが自信を持っておすすめできるというトクラスキッチンは、シャインカラーの銀箔がほかにはない落ち着いた色で、全体のイメージに違和感なくはまると考えました。また、キッチン設備を全て入れ替え、長年押し込んでいた物をスリムにし、リセットできて良かったです。炊飯器やポット、トースターが雑然と置かれ、生活感そのものだった空間が、収納の配置、棚の高さなどで美しく変わりました。テンションが上がります。寝室兼書斎は大成功。サクラの無垢の床材、カウンターやデスクはアルダー材を指定した以外はお任せし、自分では選択しきれない部屋のトーンもまとまり、面白さを感じています。