施工事例

2世帯住宅を楽しんで快適に暮らす

  • ブルーの壁紙と建具が印象的な1階のダイニング・キッチン。抜けない柱はキッチンのインテリア要素として活用。
  • ゆったりとしたリビング・ダイニング。窓際はフロアタイルを敷き、インナーテラスとした。現しの筋交いが空間のアクセントに。室内窓の裏は書斎スペース。
  • 納戸のあった場所にキッチンを移動し、オープンな空間に。素材のナチュラル感と、建具・壁のブルーがバランスよく、心地が良い空間。壁の角を斜めにすることで圧迫感を解消。2つのドアは共用玄関と土間へと続く。
  • リビング窓際のインナーテラス。アイアンバーも設置したので洗濯物を干すのに便利。
  • キッチンは”コラージア”のハイカウンタータイプを採用。バックセットも含めて一体で計画。扉はミディアムチーク、カウンターはニューグラーナファインベージュ。掃除がしやすく、充実の収納で使い勝手抜群。
  • 将来は間仕切り壁を追加することが可能なキッズスペース。お子さまの成長に合わせてフレキシブルに使える。奥は寝室になっている。
  • 寝室に設けた大容量のWIC。洗面コーナー・脱衣室からもすぐにアクセスできるので洗濯後の収納もラクラク。
  • 洗面台や収納棚の位置を整理して、トイレ前に洗面コーナーを設置。カウンターは2人でも使える広さに、その奥を脱衣室兼洗濯室にして、階段下収納も活用。動きやすくゆとりのある空間に。
  • キッチンを移動した後のスペースは広げた玄関土間として活用。自転車・ベビーカー、靴もたっぷりと収納できる。共用玄関とはアールの入り口でつながり、子世帯専用の出入口にもなっている。
  • 2階のリビング・ダイニング。既存を活かした空間で、壁塗装と天井のクロス貼り替えをした。照明計画も見直し、老後の暮らしにも対応できるよう工夫をしている。
  • 2階の洗面室。洗面台を入れ替え、壁・天井のクロス、床のフロアタイルを貼り変えた。清潔感のあるスペースになった。インナーサッシや断熱塗装など、ヒートショック対策もして、快適性を高めている。

事例詳細

2世帯住宅のご実家リノベーション。2階が親世帯の住居で、祖父母が暮らしていた1階をお子さまの小学校入学のタイミングで娘さんご一家が改修して入居することに。
築29年になり水回りや外装も含め老朽化が進み、この機会に安心して長く暮らせる家にしたい、新耐震基準の家でも区の耐震助成金を活用して地震に強い家にしたい、とご希望されていました。
プランニングでは、2階の親世帯はこれからの生活を考えバリアフリーや温熱環境も考慮しつつ、既存を活かした間取りと水回りの設備交換、壁塗装や天井のクロス貼り替えなどをしました。また、インナーサッシを設置して断熱性を上げ、階段室にはドアを設置。寒さ対策も兼ねて子世帯と区画しています。
1階は「子育て世代のための全面改修」になっています。キッチンは大きく移動し、オープンで動きやすい、子どもたちにも目が届くほぼ中央に配置。
水回りの動線も集約して共働きのご夫妻の家事軽減も考慮、UB横の脱衣兼洗濯室と洗面コーナーからWICに続く動線にも工夫をしました。リビング・ダイニングは明るくゆったりした空間を実現。窓際にはインナーテラスを設置し、耐震用の筋交いがアクセントになった、洗濯物干しも兼ねた楽しい空間に。
リビングの一角にはブルーの壁紙が目を引くPCコーナーも。キッズスペースは将来個室としても仕切れるよう可変性を持たせています。
家の中心となるキッチンは、掃除がしやすく使いやすいハイカウンターの”コラージア”を採用。暗くならずに開放感がでるよう工夫しました。
抜けなかった柱も飾り棚として活かし、圧迫感を感じさせない空間になっています。
キッチンを移動してできたスペースには、土間を提案し、キャンプ用品や子どもたちのおもちゃなどがたっぷり収納できるスペースを確保。
かつての勝手口が子世帯専用の出入口にも、2世帯共用の玄関は来客にも対応できるゆったりと落ち着きのある空間となりました。
区の耐震助成金を活用した耐震改修で構造を強化し、バリアフリーや温熱環境にも配慮した、安心安全に長く暮らせる建物に。
快適な暮らしでお子さんの成長がより楽しくなるような素敵なお住まいが完成しました。

リフォーム
こだわりポイント
間取り変更
家事らく
収納
自然素材
耐震
二世帯

間取り図

既存図
改修図

事例概要

所在地
東京都杉並区
概算費用
2,900万円(税込)
リフォーム箇所
LDK、水まわり、居室、廊下、玄関
会社名