トクラス リフォームクラブ

第3回 YRCリフォーム選手権 入賞作品発表

受賞作品ご紹介
  • 最優秀賞
    1
  • 優秀賞
    1
    2
  • 敢闘賞
    1
    2
    3
  • 特別賞
    1
    2
    3
  • 奨励賞
    1
    2
    3
    4
    5
    6

特別賞

兵庫県西宮市大坪様邸 YRC加盟店/株式会社バーナル

リフォーム箇所/全面リフォーム(キッチン、リビング、ダイニング、浴室、寝室、和室、洗面室、トイレ、玄関など)

《ヤマハリビングテック採用商品》
システムキッチンberry
システムバスルーム Beaut

リフォーム費用/730万円

明るく風通しが良く広々とした空間に生まれ変わったLDK。リフォーム前のリビングが、昼間でも照明が必要だったのに比べてイメージを一新。奥にはくつろぎの和室も設置

まるで新築のようにすっかり生まれ変わった室内。コミュニケーションの中心にはヤマハのキッチン

昼間でも照明が必要だったLDKが、
明るく風通しの良い快適な空間に変身

兵庫県西宮市、阪神甲子園球場の熱気が伝わってきそうな場所にあるマンションにお住まいの大坪さんご一家。築35年ぐらいの古いマンションで、これまでに生活していて、間取りにはいくつかの不自由を感じていました。まず、陽の当たる場所には和室が二間続きであり、家全体の収納は、その部屋の押入れだけしかなかったこと。玄関を入るといきなりLDKだったので、何もかも丸見え。その上、陽の当たる場所からは壁で遮られているので、部屋が暗く、昼間でも照明をつけていなければならなかったこと。さらにキッチン・トイレ・浴室も狭く、脱衣場所はカーテンでしか仕切れませんでした。そこで、お子さまの小学校入学を機に、リフォームを計画。「明るくて、収納があって、快適に暮らせる家にしたい」ということで、以前にご両親がリフォームをお願いしたバーナルに相談しました。
設計を担当したのは、バーナルの清水京子さん。会社と大坪さんのお住まいがご近所ということもあり、週に2回ほど、計20数回の打合せを重ね、間取りを見直し、動かすことが出来ない玄関以外のレイアウトをすべて変更する全面リフォームにより明るく風通しの良い快適なLDK空間を実現するプランを練り上げました。センスが良く、考え方もしっかりとされている奥様のご意向を反映しながら、経験豊かなアドバイスも加えて、大坪さんのご希望に添うプランを作成。十分に話し合って練り上げたので、最終プランが出来上がったときには、お互いに「もうこれ以上さわるところはない」と納得するほどだったそうです。
ご夫妻の衣類の多さから「できるだけ多く収納を取ってほしい」というご要望に応えて、主寝室には奥行きのあるクロゼットを設置。布団用の押入れを設置する場所がありませんでしたが、奥行きがあり大容量なので、十分に収納可能。バッグや小物を入れるために、奥行きの浅いクロゼットも設けました。その他、キッチンや冷蔵庫の上部をはじめ随所に、デッドスペースをつくらず、できる限り収納スペースを確保しています。
全体的なプランの進行は、奥様が中心になって進めましたが、ご主人が唯一こだわったのは浴室。「風呂に入りながらテレビが見たい」と内蔵型のテレビにこだわりました。バーナルの社長さんの「お風呂はヤマハのミストがいい」というお薦めもあって、実物を確認するためにご一家でヤマハのショールームに見学に。結果的に、そのことで当初の予定を変更し、キッチンもヤマハの「berry」になりました。

ライムグリーンのマーブルシンクは、ホワイトシカモアの扉パネルとのコーディネートを考えて奥様がセレクト。袖壁の下に嵌め込んだワゴンも効果的です

カウンターとの段差も隙間もないシンクにビックリ。
使い勝手の良さからキッチンを「berry」に。

お風呂は当初からヤマハの「Beaut」を採用予定だったものの、キッチンは他メーカーの物にする予定だった大坪さんご一家。しかし、ショールームでのヤマハのマーブルシンクとの出会いが、その予定を変更することになりました。バスルーム見学の際に店頭に並んでいたキッチンをご覧になった奥様が、マーブルシンクを触ってみて、カウンターとシンクの段差も隙間もないデザインに「何、このシンク?」とビックリ。日頃からお掃除のしやすさを求めていたので、「これならばラク」とすぐに採用を決められました。対面型はやはり奥様のご希望。初めはL字型をご希望でしたが、空間のレイアウトを詰めていくうちにI型キッチンに造作カウンターで対面型にすることにしました。IHクッキングヒーターにしたのは、元々あこがれていたから。IHクッキングヒーター、人造大理石のカウンターとシンクともにお掃除がしやすく、キッチンの使い勝手の良さにはとても満足されています。扉カラーは、ご主人は、「他の人が滅多に選ばないような色にしたら…」ということでしたが、奥様が「毎日使う物だから、飽きの来ないものに」とホワイトシカモアを選択。ライムグリーンのマーブルシンクとの相性もぴったりです。


オリジナルの造作でこしらえたカウンターは、幅があるので料理の盛り付けにも活躍

Before

主寝室の壁一面に設けた収納量たっぷりのクロゼット。用途に合わせて、3枚引戸、折れ戸、両開き戸と工夫している



ご主人のこだわりで付けた液晶テレビは、いまではご家族みんなのお気に入り。下から吹き上げるミストは快適で、寒い冬にも心地よく入浴できる



お世帯主様からひとこと

広さが変わらないのに、ここまで広く快適な空間になったのは、バーナルさんと納得のいくまで打合せをした結果だと思っています。キッチンの使い勝手が良いのもうれしいですが、お風呂にはテレビやミストを付けて正解。お風呂に入るのが楽しくなりました。特にミストは寒い冬は暖かくて心地よいですね。主人は「二日酔いのときにもいい」と言っています。

(写真左から)大坪昭子さん、ヤマハリビングテック神戸営業所の竹内瑛亮、施工を担当したバーナルの清水諭さん