ブラックのなかにもスモーキーや漆黒など、さまざまな色調があります。IRON BLACKは、その名前が示すように、鋳物の鉄肌感をもった奥深いブラックのカウンター。南部鉄器を想わせる重みのある色は、金茶系の下地層に深緑を含ませた黒を重ねていくことで実現しました。さらにエンボス仕上げのテクスチャーにより重厚感を演出しています。
そんな、時の積み重ねが感じられるIRON BLACKは、素朴な雰囲気をもったダークを基調としたスタイルに馴染みます。アンティークな家具など永く使い込まれてきたモノとの相性がいい。ラスティックな雰囲気が漂うヴィンテージカフェのような空間に、「TENOR」のIRON BLACK 。

”鉄を含む隕石”をテーマに開発をした、きらめきや深みのある質感が特徴的なMETEOR DARK GRAY。ごつごつとしたグレーの表情に、半透明のシルバーのドット層を重ねることで立体感を出しており、光の質や強弱により豊かな表情を楽しめますアイランド部は、キッチン扉とカウンターを同じダークグレーで統一。都会的な洗練を感じさせる、マッス（塊）の佇まいが魅力です。壁面側は、同じダークグレーのカウンターに、ワントーン明るいライトグレーの扉をセットアップ。微妙に異なるエンボスの手触りと濃淡を変えたグレーに、静謐（せいひつ）な上質感が宿ります。

経年変化による色ムラを表現したグラデーションが美しいBURST BROWNのカウンター。釉薬を使わずに高温で焼成した、焼き締め陶の風合いが特長的です。一点ものの工芸品のようなその風格ある存在感は、「T E N O R 」ブランドのフラッグシップに相応しいもの。陰影ある表情、ざらつきのある触感。職人の技が息づく逸品がここにあります。
木や紙、竹、絹と言った和の素材との相性がいいBURST BROWN 。陶器を想わせるその質感は、日本の伝統を想わせるもの。白木のインテリアや古民家調のダークな色合いのなかにも品良く溶け込みます。格調があり、落ち着きがある、ジャパニーズスタイルの空間に、「TENOR」のBURST BROWN 。